両極の色を持つ華。


うぁい、「私的メンバー観」も佳境に入って参りました(笑)
今回は向かって左のギタリスト
「華」っちゅー形容が正に相応しいこのお方、HISASHIさんでーす。

なんつうか・・この人ほど語るのが難しい人もそうそう居ない・・(苦笑)
まず何事にもソツがない人だなーって言うのが一番の印象。
自分の魅せ方(ビジュアル的にも音的にも)をよく知ってるし
何気に喋りにもあまり隙がない。

ビジュアル的には結構遊んでくれたりするのでファンには嬉しいですよね。
ドームではカノンとレクイエムで対照的にも見えるソロなんてかましてくれちゃったしね(笑)
多分絵描き的にも一番楽しい人なんだろうなーとアンオフィ巡ってて思います。
「だろうなー」なのは自分が巧く描けないからー(汗)・・
でもたまーに無性にこの人を描きたくなるときっていうのが到来するので
これからもそれに従ってぽつぽつと増えていくと思います(笑)。

彼のギターは凄いっすよ
やっぱりGLAYの音の中毒性を作り出してるのは
HISASHIさんのあのギターだと間違いなく思う(笑)。
ギターの音に・・色がついてるんですよ。正に「華」と呼ぶに相応しい色が。
極彩色だったり暗褐色だったりそれはもう多彩な・・
ギターの音でここまで感じさせてくれるのはやっぱり凄いと思う。

だけど、本人も言ってるように
彼の音って「GLAYに溶け込んでいる」わけでは決してない。
そこがまたGLAYの面白さなんだよねー!(笑)
このバランスの妙がイイのだ。

それは彼の作る曲で説明充分なんじゃないかな(笑)
コヨーテなんて特にそれが顕著。
だけど同時にやはり歌はそのひと自身であることに気付かされる。
ひとつのパーフェクトともいえる世界を魅せてくれるけど
「それ」以上は決して入り込めないような・・・
防御とでもいうべき何かが彼自身には常にある(笑)。
だけどそれは決して不快なものではなく、あくまで「彼自身」なんだと思う。

その「防御とでも言うべき何か」があるからこそ
彼の世界を純粋に楽しめているんだと思う。
すごく巧妙。
だけどそれ以上を知りたくもなってしまうこのミステリアスさが
きっと彼の魅力なのでは?と思ってみる。
うーん深い。やっぱ器用な人なんだね、うん。

だけどその防御にも隠れない部分はやっぱりあってー。
彼の笑顔はたまらんもんがあるっすよね(これぞ中毒)
あの笑顔はやっぱり「素」の彼だと思うんですな。
「ファンとして」見れる限りの・・素の部分だと。
それが素敵すぎるんですからもう言うことないっすよねー(遠い目)

それと。彼の一言は普段口数が少ないだけに的確で重い。
すっごい頭いいんですよ彼たぶん・・(神童と呼ばれた男ですからbyTAKURO)
まどろっこっしい回り道とか全くせずに、
言葉の意味のど真ん中を打ち抜いて発言できる人なんですよ。
きっとその的確さでGLAYを支えてきてくれたんでしょう(あくまで想像ですが)。
HISASHIが居ればGLAY安泰っすよ、マジで(笑)。
ありがとうひさし。(えぇ)

・・・個人的な話になってしまいますが
HISASHIさんのギターって、すごく私の想い出の中で光ってるんだよねー。
ずっと鮮明に耳の中で鳴り続けてるのは、この人のギターなんだ。
何故か他の音じゃなくて・・。不思議なんだけど。
それがまた、私がGLAYを好きな理由のひとつかもしれません。

20040425 藍葉